コスカシバ、ウメノキ

コスカシバは、いまも音無しの構えです。見つけたのは2月初め。しばらく虫糞を出していましたが、その後静かになって約3ヶ月*1
「静かに」という意味は、虫糞を出したりしないということ。幼虫は蛹になって羽化脱出の時期を待っているんだろうと想像しているのですが、なかなかその気配がありません。ひょっとしたら、何らかの理由で死んでしまったのではないかと考えたくなるような静けさです。
羽化脱出を写真にとりたいのですが、寄主の紅梅はアブラムシに新芽をいためつけられ、傷口からは樹液が浸出したり、と踏んだり蹴ったりの目にあい瀕死の状態です。人体実験ならぬ「樹体実験反対」と叫びたい心境かも知れませんが、もうしばらく我慢して…。