日照不足でズッキーニが病気に!

ナスやトマト、ズッキーニなどの夏野菜は暑い日が好き!手前右はプラムのソルダム。26日の収穫です。

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ところで最近のお天道様は、様子がおかしい。気象庁の過去の気象データで見ても18日(台風接近)を境に、その前後の天候が極端に変化していたのです。隣町の観測地点での最高気温は18日までは連日30度越え(厳密には2日だけが29.4度)。その平均値はなんと34.2度。これに対して19日以降は30度を下回る日が増え、きのうまでの平均値は28.7度と5度も低い。
それだけではありません。18日までの平均日照時間は8時間あまりなのに、19日以降の平均は2時間足らず。18日までは日照時間が10時間を超えた日が7日もあったのに…。後半はまったくお天道様が出ない日が4日もありました。
こうした天候異変のわけはなかなかわかりにくいし予測も難しいのだろうと感じます。福島、新潟の豪雨被害にくらべれば野菜への影響などかわいいものですが、きのうの朝までは目立たなかった「うどんこ病」が、けさは大発生していました。

もうひと株もこんなです。この病気は気温が低下して雨が多い場合に、カボチャなどに発生しやすいのですが南国性のズッキーニもかかりやすい。でも、こんなに急激に発生するとは…。

放置すると健康な新葉にまで広がる恐れがあるので症状の出た葉を切りとりました。酢を50倍ほどに薄めたものを葉に散布すると効果があるというのですが、果たしてどうか。

先週日曜日は、わが家の畑に野菜日記のスタッフの皆さんがお見えになりました。そろそろハクサイの植え付け準備を、ということで取材して頂きました。ハクサイの植え付け予定箇所をビニールシートで覆ったところ、翌日からの3日間は最高気温が30度を超えて土の温度も40度近くまで上昇したのですが、その後は40度を下回っています。

夏の高温期にビニールシートで土をビニールシートで覆い、太陽熱を利用して土壌中に棲息するヨトウムシを駆除する。自分で考案して一昨年から行ってきたつもりでしたが、こうしたやり方は県の農業試験場で研究が進んでおり、データによればシートの下の温度45度以上の期間が2週間程度続けば、さしもの幼虫も死んでしまう。ちょっと考えれば、誰でも思いつくやり方だったということです。
トマトのひび割れも多くなりました。

日々の暮らしは涼しい方がいいのに、野菜の生育を案ずるあまり8月に入ればそれらしい暑い日がやってくるだろうと、穏やかな天候を乞い願うFarmerです。

幼虫は、スイバなどを食べる。