アシナガバチのダンス

幼虫狩りで活躍するアシナガバチの名前は、どうやらスズメバチ科のコアシナガバチみたい。きょうの蜂は、ケールのアオムシを肉団子にして巣に運んでいました。その数は4個。
左は4個目の肉団子を巣に運ぶために飛び立とうとしているところ。右側が巣で、そこにいる蜂の頭には黄色いマークがあります。このマークを持つアシナガバチの仲間にはキボシアシナガバチがいますが、この蜂の巣のフタは黄色だそうです。畑の蜂の巣は白くて、しかも取り付け位置から遠のくほど巣の形が反り返るというコアシナガバチの特徴を備えていました。

4個の肉団子を運び終わった蜂は、ケールに戻ってきて面白いパフォーマンスを見せてくれました。まず、後ろ足を伸ばしたり、たたんだりの姿勢を何回か繰り返したのです。ここをクリックで拡大。

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そのあとが傑作!羽を広げたり閉じたりしながら、お尻をくねくねと動かしたのです。まるでダンスミュージックにあわせて踊っているみたい。
上の写真の足を延ばしたり、たたんだりの運動からダンスが終わるまで約15分ほど。ここをクリックで拡大。

初めて見た蜂の珍しい行動。あとで動画で撮影したのですが、残念ながらダンスは終わっていました。そして蜂は、再びケールの周りを飛びながらアオムシの捜索を始めました。
謎に満ちた蜂の行動ですが、アオムシをとらえ肉団子にして巣に4回も運ぶ仕事は重労働かも。ひょっとしたら、このダンスは疲れをいやすための行動だったのではないでしょうか。

ニンジンの仲間の香草です。種がとれそう。