いろいろのこぼれ種

畑のイヌマキの根元付近で10cmほどの大きさに成長したイヌマキの苗木を見つけました。イヌマキは雌雄異株。7本のうちの1本だけが雌木だったようで、これに実がなるようになって3年目ですが、たぶん昨年のこぼれ種が芽を出したのではないか、と思います。もとは、鹿児島から種を運び発芽させ、ここに植えたもの。その二世かと思うと、なんだか嬉しくなります。今年もたくさんの実をつけているので、来年はまた稚樹が増えるかも。

隣の常緑ヤマボウシは毎年実をつけ、その実が根元に落ちているはずなのにこちらはなかなか発芽しない。中国の崑崙地方原産ということで、日本の気象条件下では発芽する条件がないのか、それとも発芽力がないのか。
こぼれ種といえば、ここにありますが、昨年花を咲かせたオニナベナもたくさん芽を出した。ただプラムなどに栄養を奪われているせいか成長が遅れている。昨年は7月初めには花を咲かせたのに…。

同様に最近になってようやくウスベニアオイが芽を出したが、こちらも成長が遅れており、花を咲かせるにはほど遠い感じ。やはり自然に再生するにはイギリスと気候が違いすぎるのか。それとも今年の天候不順が原因か。

発芽してもあまり成長しないものがあるかと思うと、こちらのスイフヨウの苗は、ほかの植物は生えない砂利の多いところで芽を出してたくましく成長しかけている。このまま放置すれば大きくなって花を咲かせるかも…・。

こぼれ種から成長して、すでに実をつけているのが、このトウガラシ。ピーナツの株の中から大きく成長し、たくさんの実をつけています。

植物のこぼれ種は、成長が緩やかで、その様子が目に見えるので色んな対応をとることができますが、厄介なのはコンピュータウイルスというこぼれ種。目に見えず、突然感染し他に害を及ぼす。こんなこぼれ種はご免こうむりたいものです。



‐きょうの一枚  色づきはじめたホオズキ
もちろん、こちらもこぼれ種から大きく成長したもの。

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