キアゲハの産卵

キアゲハが、畑の隅のセリに卵を産みつけました。スイフヨウシュンギク、ジャガイモなどにも産卵するような行動を見せますが、そうした植物では卵は見つかりません。幼虫の食草かどうかを瞬時に見わけて、餌になるセリ、ミツバ、ニンジンにしか産卵しないわけです。
セリの葉にとまるのは瞬間的なのですが、そのあとを見ると黄色く光る卵があります。中央下の新芽の上に2個、右の葉先に1個、そして飛び立ったキアゲハの親は左上ですが、見えますか。

拡大してみると、まさに産み立て! こんな小さな卵のどこに、突然の暑さや乾燥、そして風雨に耐えて、ちゃんと幼虫を誕生させる仕掛けがあるのか。よく落っこちないものです。

この日は、セリとミツバに12個の卵を産みつけていました。セリは「産卵ゾーン」と「利用ゾーン」に分けて、人間が頂くのは利用ゾーンのセリだけにします。写真は産卵中のキアゲハですが、こうした健気な姿を見ると応援したくなります。

隣のユズには、アゲハ(ナミアゲハ)の1齢幼虫が、3,4頭いてさかんに新葉を食べています。どうしましょうか。
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