アブラムシの天敵ハナアブ
暖かくなって、しだいに畑の生き物の種類や数が増えてきました。よく目につくのはアブラムシです。ビックリグミやムクゲにはいつもの仲間が順調に数を増やしています。幸い、ソラマメはまったくの無事ですが、問題はこれからでしょう。
アブラムシが増えると、それを餌にするテントウムシやクモ、それから本日ご紹介するハナアブの仲間たちがあらわれます。
ハナアブは、透明で丈夫な二枚の羽をもっていて卵→幼虫→蛹→成虫の順に変態をしますが、幼虫はアブラムシを餌にします。
一見したところハチに似ていますが、ハチが4枚の羽と毒針を持つのに対して、こちらの羽は2枚で毒針はなし。体の縞模様や複眼の色などの特徴からして、この写真はヤマトヒラタアブではないかと思います。ホントかな?
注)このタイトルと本文の一部には、すべてのハナアブがアブラムシを食べるようなニュアンスを含んでいます。しかし、頂いたコメントにありますように水中生活をしていてアブラムシを食べないハナアブの仲間がいます。