冬眠中のアゲハの蛹


 畑のユズの木で冬眠中のアゲハの蛹が、わが家のベランダに引っ越してきました。ユズには3頭の蛹がついていましたが、そのうち2頭は小枝に、残りの1頭は葉っぱの裏に下がっていました。幅のある葉っぱの裏に糸をかける作業は大変。まず、繭のような糸を葉面にたくさん吐きつけて基礎をつくり、それから固定用の糸を伸ばし自分の体を支える構造になっていました。それが最近の冷え込みでユズの葉が乾燥して繭状のものがはがれてしまい、蛹が地上に落ちてしまったようです。
落ちてからそれほど時間がたっていないようだし蛹も生きていそうなので、細い竹にぶら下げてベランダにおいてみました。これでわが家の蛹は室内の4頭とあわせて5頭に。これがうまく羽化すれば、それこそドラマ…。これまでの記録は、下の*1から入ると、5齢幼虫まで辿ることができます。