アブラムシ、アリ、テントウムシ

最近、スイフヨウの葉にうす緑色の小さい粒々のようなアブラムシとかなり大きい赤いアブラムシが見つかりました。外見的にはまったく別種に見えますし、赤いのが一匹だけ紛れ込んできたようにも見えますが、真相は不明です。小さい方は繁殖力が強そうです。まわりにはアリが群がっています。

イヌマキのアブラムシ*1も、アリと共生しています。このアブラムシは繁殖力が強く、家庭用のスプレーの薬は効かないしイヌマキの新芽に被害が出ています。テントウムシも、手におえないのか、なかなか寄りつきません。
一方、グミのアブラムシ*2はアリとの関係が薄い、というよりはないといった方がいいかも知れません。春先の勢いはなくなり数もごく少数。グミの葉には被害は見られず、テントウムシは、アブラムシにすれば迷惑でしょうが、相変わらず同居しています。
キキョウのアブラムシ*3は、アリとの縁は薄そうだし、テントウムシもいません。それほどの繁殖力もなさそうで、いまのところキキョウには被害は見られません。
このように畑のアブラムシは、アリと仲良くしているもの、アリの助けがなく天敵に迷惑を受けているもの、そしてアリや天敵と無縁で単独で生活しているものと、まさに「人生いろいろ♪」です。