セイヨウカナメモチ

セイヨウカナメモチは外国で改良された園芸品種で、レッドロビンとも呼ばれます。新芽の伸びからわかるように、成長がとても早くて常緑ヤマボウシもこれにはかないません。まず上に伸びて、それから横に太るつもりでしょうか。ほっそりして頭でっかち。冬の寒さに強く病害虫も少ないので、急いで垣根をつくるのにピッタリの樹種です。しかし、セイヨウカナメモチの新葉はなぜこんなに赤いのでしょうか。
   07.3.31撮影
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虫「赤い新芽には葉緑体はないのかな?」
土「葉緑体はあるはず。」
虫「それなら、なぜ赤いのだ?」
土「赤いフィルターをかけてあるんでしょ。」
虫「なぜ?」
土「新芽の表皮層が弱いので紫外線を防ぎきれない。紫外線は細胞に害を与えるらしい。」
虫「赤だけでなく、くすんだ色の新芽もあるけど。」
土「虫に食べられないようにタンニンを多くしている。それがくすんで見える。」
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http://d.hatena.ne.jp/yoshicom/20070411