新芽についたムシ

部屋が暖かいせいか、紅梅の新芽が出てきました。よく見ると新芽に小さなムシがついています。このようなムシは梅の実がなっている枝にもいました。足の数は6本なのでアブラムシではないかと考えます。
アブラムシ、ハダニ…と植物の汁を吸う小さな生き物はいろいろいるようです。温度変化が少なく餌になる緑の新芽のある室内は、ムシたちにとって快適な環境なのかも知れません。
それにしても、発芽のタイミングにあわせて産卵・孵化する知恵と仕掛けには驚いてしまいます。吸汁性のムシが寄生すると、葉の組織が破壊され白くなり葉焼けがおきて落葉につながるようです。他の病気の感染にもつながりますので、きちんとした防除が大切なわけです。短い時間で凄い繁殖力をもつので、とても厄介。ムシの種類はもう少し調べてみます。

厄介といえばコスカシバ。最近、糞の排出量が増えてきました。相当の勢いで食べ荒らしている模様です。大木でもたくさんの虫に侵入されたら樹液が流出したりして、かなりの体力を消耗するでしょう。侵入したコスカシバの駆除は手間がかかります。生息密度の確認など予防が大切。