オリーブの木、そして野鳥三態

畑には、2本のオリーブの木を植えてあります。一昨年の秋、東京都のイベントで頂いたもの。ここにありますが、昨年5月には、個性的な美しい花を咲かせました。
問題は、そのうちの1本がなかなか太らず、支柱なしには自立しないこと。根元の太さは1cmほどで、成長に時間がかかっています。周りにあるのはフェンネル

幹は弱々しくて、支柱に絡みついていて、まるで蔓性の植物みたいです。

わかりにくいけど、これが全体の様子で高さ1mほど。風で折れたりしないように支柱に強く結わえたことが自立を遅らせているのではないかと感じます。

こちらがもう1本のオリーブ。もう支柱は不要になるほど。時々、強い風が吹くので用心のため、こちらもゆるく結わえてあります。樹木は外力に負けないように組織を強くする働きを持つので、必要以上に木を支えることは、その木を弱くします。

2本とも、ハマキガに葉を食べられていますが、致命的な被害ではありません。これも成長を遅らせる一因かも知れません。何とか、今年も花を咲かせてほしい。そして力強く成長して欲しいものです。「立木を見る」と書くと「親」という字になりますが、オリーブを見る気分は子育てに似たようなものです。
きのうは隣町の清水公園に行ってみました。公園にはシジュウカラなどがいて、初めてアオジ?の写真を撮りました。公園の植え込みのかげで、チッ、チッ、と鳴きながら餌を拾っていた。

この地域特有のシラコバトはお預け。そのかわりにキジバトが撮れました。

それと驚いたのは、ガソリンスタントにハクセキレイがいたこと。もともとは、水辺の野鳥だと思うが、こんなところで出会うとは。餌付けしているわけではないのに時々、現れるらしい。


  • きょうの一枚 ミズナの花

収穫し残したミズナが花を咲かせています。花びらの開いていない芽を摘み取り湯がいて、ゴマドレで食べるとほろ苦いが、これぞ春の味です。

もうひとつ春の味。分葱が甘くなってきました。湯がいて酢味噌で。ノビルほどの野趣はないが。